武蔵野コンフィデンシャル

物書き岩戸の日常と身の回りを綴ります。

Thursday, March 23, 2006


 スーパーで安く売られている卵なんて正直、生臭くて食べられない。
 今、我が家で使っている卵は東北の農場の有精卵である。
吉祥寺にある東北地方のアンテナショップで販売されているもので、一個、40円。
コストパフォーマンスが高いと思っている。
美味しい卵はいろいろあるけれど、一人暮らしだとどうしても取り寄せる個数が少量なので、
送料が高く着いてしまうので身近で買える物を選んでいるのだ。
 有精卵、無精卵の味の違いは正直言って僕にはわからない。
わかるのは卵の味を決定づけるのはエサだということ。
有精卵を選んで買っているのは、とりあえず良かろうと選んでいるということでしかない。

 以前、北海道の平飼いの採卵場を訪ねたことがあった。
鶏はとても健康そうで、こいつを食べたらさぞや美味しかろうというくらいのものだった。
東京に帰った後、ここから卵を送ってもらった。
確かに黄身の盛り上がりなんて大したもんだったが、味はいまいちだったのである。
実はこのことは送ってもらう前から大体の見当はついていた。
その農場ではエサの内容を公開しているのだけれど、
有機・無農薬の野菜を与えている以外わりと普通で特筆すべき物がなかった。
アレと思ったのは、タンパク質を補うために魚粉を与えていることだった。
魚粉を与えすぎると生臭くなるのだ。魚粉の影響は感じられなかったが、どうにも味が薄いのである。

 その逆で極端なのは四万十川上流で育てられた鶏が生む神果卵というもの。羅漢果を中心に漢方薬を組み合わせたエサで育てているという。その卵、なんと一個300円。ものは試しと一個買って食べてみたが、黄身に味があり過ぎる。羅漢果の甘酸っぱい味がもろに出ているのである。いじりすぎだと思った。

 5年ほど前、ある農法で育てられた卵(育てられたというのも変だが……)を毎日のように味見した。
確かに濃厚だった。まるでクリームのように濃厚だ。美味いことは美味い。
でも味がフラットなのだ。表現が難しいけれど、舌に当たる味が立体的じゃないんだなあ。
その農法の鶏舎も見たけれど、ケージ飼いの無精卵だった。
鶏はそもそも木の上で回りから身を隠して生活していたものだから、ケージでいい、むしろケージ飼いが正しいのだと農法の提唱者は言う。そうかな? と思う。
エサにはカテキンを多く含むお茶他を与えていた。
 この農法提唱者と行動をともにすることによって、卵の味はエサによるということを知ったというわけだ。でもその農法で生み出される卵が濃厚であることはわかるが、美味いかどうかは今のところ判断停止である。
 卵を選ぶのはとても難しい。

4 Comments:

At 5:31 PM, Anonymous ちー said...

なるほどねー。餌が関係あるのかぁ。
私はいつも件の「元気に育った平飼い卵」。

近所のスーパーの生みたて卵1個50円とか、デパ地下の一家言ありそうな養鶏場の卵とかも一応試してみたけど、「元気に~」が一番美味しいと感じるのです。黄身がこんもりしていて小ぶりで、白身がキュッと締まっている。
特に、海苔たま素麺とか、五色納豆とか、卵かけご飯とかにすると、黄身の味が濃くて(くどくはない)、うんまい……と思ってるんです。スーパーの特売卵は、味が薄くて買えなくなりました。

 
At 5:57 PM, Blogger いわと said...

一回、うまい卵を食べつけちゃうと、もう駄目ですよねえ。『元気に育った平飼い卵』は取り寄せですよねえ。単独行動の僕には卵の取り寄せは辛いなあ……。

 
At 11:02 AM, Anonymous ちー said...

結局私は「地球人倶楽部」に頼りっぱなしなんですけどね。
島香さんの魚介類とか、宮城屋さんの豆腐、三之助豆腐など(最近デパ地下にも登場してますが)、くにひろ、ゴーバルのハム・ソーセージなど、結構安心で美味しいものが揃っているので気に入ってます。(第一簡単!)
タケゾーのように食べるやつがいないと(笑)。
単独行動だと確かにつらいよね~。

 
At 2:20 PM, Blogger いわと said...

作りたきゃ作るし、食べたくなきゃ食べない。気楽ではあるけど、自由であるような、不自由なような……、ビミョーっすね。

 

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