武蔵野コンフィデンシャル

物書き岩戸の日常と身の回りを綴ります。

Sunday, June 29, 2008

やまもも


四国から、山桃(やまもも)が送られてきました。

とりあえず、
小さく可愛らしい紫色の山桃を2個ばかり、
水道でザッと流して口に放り込みます。

甘酸っぱい、山桃独特の香りが
口の中にふわりと広がります。

懐かしい……。
夏を迎える前、
梅雨のほんの一時期だけ姿を現す山桃。
子供の頃は塩をパラリと振って、
口いっぱいにほおばったものです。
高知の子供たちは山桃を頬張って、本格的な夏を迎えます。


*戦前は沖縄でも山桃をよく食べていたらしく、
<桃売り娘は夏の風物詩だった>と、
古波蔵保好さんの『沖縄物語』だったか、
『ステーキの焼き加減』だったかに
ありましたっけ。

ちなみに山桃は中国名で楊梅と呼ばれます。

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