四国から、山桃(やまもも)が送られてきました。
とりあえず、
小さく可愛らしい紫色の山桃を2個ばかり、
水道でザッと流して口に放り込みます。
甘酸っぱい、山桃独特の香りが
口の中にふわりと広がります。
懐かしい……。
夏を迎える前、
梅雨のほんの一時期だけ姿を現す山桃。
子供の頃は塩をパラリと振って、
口いっぱいにほおばったものです。
高知の子供たちは山桃を頬張って、本格的な夏を迎えます。
*戦前は沖縄でも山桃をよく食べていたらしく、
<桃売り娘は夏の風物詩だった>と、
古波蔵保好さんの『沖縄物語』だったか、
『ステーキの焼き加減』だったかに
ありましたっけ。
ちなみに山桃は中国名で楊梅と呼ばれます。
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